
自身も親族内承継で苦労した
弊社は、私の祖父が創業し、父が2代目、私で3代目の中小ファミリー企業です。その為、過去に親族内事業承継を2回経験しています。
1回目の事業承継はお恥ずかしい話、大失敗でした。結果として、第二世代の親族とは絶縁状態。今はどこで何をしているかもわかりません。
ただ、その失敗の経験があったからこそ、2回目はその反省を活かし、お取引先さまからどうやったらそんなにうまくいくのか?とご相談をいただくほどに大成功をさせることが出来ました。
失敗を活かした経験から言えることは、1つは、事業承継の多くの問題は事前に準備する事でほとんどが対処可能。2つ目は、その対処方法のほとんどは体系化ができ、多くの会社に応用が可能、ということです。
実際に失敗をして、それを乗り越えた経験があるから出来るアドバイスがあります。どんなにささいなことでも構いません。お気軽にご相談ください。

親族内継承はセンシティブで
ナイーブだからこそ
経験者への相談が必要
親族内承継、従業員承継、内部昇格、外部招聘、M&Aなど、事業承継の形は様々あります。
ただ、この中で親族内承継でのみ発生するのが、ビジネスパートナーとしてのつながり(合理性が優位な関係)より先に、家族・親族としてのつながり(感情的な関係)ができているという事です。
感情的なつながりの上に、合理性によるつながりがあるがゆえに、トラブルが起こるたびに当事者たちだけでは理性的な解決が難しい場面が多くあります。
私自身、様々な事業承継コンサルタントに相談をしましたが、彼らは感情と合理性の間で揺れる事を知識としては知っていても、実際に経験していないため、有用なアドバイスは得られませんでした。
だからこそこの問題を実際に経験し、現在も日々経営にあたっている当事者への相談が大切だと考えています。



