
2025.10.31
急病による突然の社長交代を、組織一丸で乗り切る
「まさか自分が倒れるとは…」という予期せぬ事態に直面した企業。混乱の中でも会社を止めないための緊急対応と体制構築を行いました。
クライアント概要
- 業種:建材卸売業
- 所在地:神奈川県
- 社員数:45名
- 資本金:4,000万円
- 創業:55年
課題背景
社長が脳梗塞で倒れ、長期療養へ。後継者(娘)は経営未経験で、社内は混乱。
取引先も不安を抱え、受注が一時的に減少しました。
コンサルティング支援内容
緊急対応として、意思決定ルールと社内指揮系統を即日整理。次に、娘が社長代行として立つための「社内代行支援プログラム」を設計し、幹部を中心にサポートチームを形成しました。
同時に、取引先へ公式文書を発出し、継続体制を明確化。
結果・効果
3か月で社内は安定し、売上も回復。半年後には正式に娘が社長就任。
父もリハビリを経て顧問として復帰し、スムーズな代替わりが実現しました。
ポイント・学び
「もしも」に備えた緊急承継マニュアルの存在が、企業の生命線になります。
平時からリスクを想定した体制づくりが不可欠です。

